一年前に本当にあった話をご紹介します。
暑い夏の日の事でした。
私の友達のAちゃん、Bちゃん、Cちゃんと一緒に遊んでいました。
最初は私の家で遊ぼうと言っていたのですが、外もいい天気なので、私の家の近くにある公園で遊びました。
私達がいった公園には、ブランコや鉄棒もあり、鬼ごっこなどが普通にできる広い公園でした。
最初はブランコにのって遊んだり、競争したり
・・・とそんな感じでした。
そんな事をしても暇だったので、Aちゃんは鬼ごっこをしようと言いました。
みんな嫌がることはなかったので、じゃんけんをして、鬼が決まりました。
Bちゃんが鬼になりました。
Bちゃんは皆よりも足が遅いので、皆余裕の笑みをうかべたりと、そういった感じでした。
さっそく鬼ごっこはスタートして、皆バラバラに逃げました。
そうすると、どこからきたのか、高校生くらいの人が、僕もいれてくれといいだしました。
最初はとても嫌がっていたのですが、だんだん喋っているうちに仲良くなり、なんと、OKしてしまいました。
さっそくじゃんけんが始まりました。
鬼になったのは、さっきの高校生でした。
さっそく皆は逃げて、鬼の高校生さんは30秒くらい数えて追ってきました。
AちゃんとBちゃんは二人で逃げていて、私はCちゃんと、とそんな感じでした。
高校生は結構本気ww
私達も本気で走りました。
最初は頑張って逃げたりとそんな感じでしたが、私と一緒にいたCちゃんがある異変に気付きました。
私とcちゃん以外、泣いて逃げまくっていたのです。
私とcちゃんはあぜんとしました。
恐怖から逃げているような。そんな感じでした。
高校生は草の茂みに隠れていた私とcちゃんに気付いたのか、ダッシュで走ってきました。
結構遠かったので、余裕はありましたが、急にcちゃんがきゃー!といいました。
私はどうしたん?とかいいましたが、数十秒くらいたったころでしょうか・・・。
cちゃんが口を開きました。
「あ・・あの高校生、ナ・・・ナイフ持ってる。」
やっとAちゃんBちゃんが泣いて逃げていたのがわかりました。
私はとっさに逃げて、cちゃんは私にくっつきながら走って逃げていました。
その時はとても怖かった。
笑ってひゃひゃひゃひゃ!とか笑ってくるので、私も泣いて逃げました。
私達をようやく諦めた時、今度はBちゃんAちゃんの所にもうダッシュでかけていきました。
その間に私はダッシュで逃げて皆とも合流して、Cちゃんも追いつき、みんなで自転車に乗って猛ダッシュで逃げました。高校生は諦めていたので、大丈夫だろうと思っていました。その後は本当に追いかけて来ませんでした。
一年後の4月3日。
ある日私のクラスに一人の先生がやってきた。
顔を見ると・・・・
あの時の高校生だった。
高校生はこう言った。
「また会えたね。」
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話