まず本文を打つ前にここまで付き合ってくれた方々に感謝します。ありがとう。
これから書くにあたって俺もある程度の勇気を持って投稿します。そして俗に心霊スポットと言われる場所には絶対に行かないで下さい。洒落にならない、いや、取り返しのつかない事になるので。このサイトに載せた理由はそこにあるので
画面は砂嵐…終わった。時計の針は4時半を過ぎていた。
AとBは放心状態。俺も何を言っていいか分からず、ただその時は下を向いているしかなかった。
そんな状態が30分も続いた。そんな重い空気を打ち消したのはAだった。
「殺されちゃったよ俺。Bもか…まぁ、でも良かったよお前だけ生き残って。あっ、俺漏らしてるよ…」
変な言葉だが…口元は笑ってても、完全に目が笑っていません。Bはというと疲れたのでしょう。肘をついて寝ています。それを見てAが笑いながら、
「度胸あるわ、こいつ」
初めて笑みがこぼれます。そしてAが俺を見るなり、
「明日は俺もBも仕事だから、明後日2人で御払い行ってくるわ」
それを聞いた俺は
「絶対行けよ。絶対に…それと今日は泊まってけよ。Bもこんなんだし。明日俺は仕事休みだから時間来たらウチから行けよ。ドアの鍵は気にしないでいいから」
寝る準備をして横になった時はうっすら朝日がのぼり始め、鳥が鳴いてます。
ガサガサ、ガサガサ
何か物音がします。頭は完全に寝てる状態だが気になって、目を細めて顔を少し上げた。2人は帰る準備をしてました。俺はすごく眠かったので2人には声をかけずそのまま寝る事にした。
それからものの何秒、いや何十秒だったと思う。
突然の金縛り。間髪入れずに耳元であの病院で聞いた呻き声が…それは家中に響く位に…かろうじて目だけが動く状態。
AとBが気になり目だけを動かすとAとBは…まだいる。Bがしゃがんで何かしている。Aは立っていた。
んっ?あれ?2人とも聞こえてない…?
俺には気付かず、Bが何かを終えて玄関にむかう2人。
頼む…気付いてくれ…
その願い虚しく、ドアが閉まる。台所の小窓にAとBの顔が見え、歩いてくのがみえたが…その後ろに手術室にいた4人が後を着いて行く!
どうしよう!早く知らせなければ!!
金縛りにあってる俺の耳元ではあの呻き声。その状態が何分か経ちピタッと止まった。
そして耳元で、
「さ$□●¥〓か」
俺は気を失いそのまま寝てしまった…
次で最後です
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名で…さん
作者怖話