うちには、生れつき鳴くことも出来ず、上手く歩くことも出来ない猫のタマがいた。
タマはもうすでにおばあちゃんだった。
おばあちゃんになるまで大切に育てた。
歩くのは手術すれば治ったかもしれなかったけど‥
足がなくなる可能性があった。
タマの身体に傷をつけたくなかった。
だから手術はやめた。
一回元気なタマを見てみるのが夢だった。
いつも通りの日が続いたある日のことだった。
学校が終わり家にいると自分の部屋にしっかりあるいたタマが来た。
そして「にゃー」とこっちをむいて泣き、どこかへ行ってしまった。
それからタマの元気な姿を見ることはなかった。
そのあと隣の部屋でタマは息をしてなく倒れてた。
最後に元気な姿を見せくれたんだね。
ありがとう‥。
怖い話投稿:ホラーテラー 上さん
作者怖話