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短編1
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ばあちゃん?

高校生の頃の話です。

日にちもハッキリ覚えてます。

5月31日の夜でした。

私の部屋のふすまを普通は外から閉める所を何故か、その時だけは内側から閉めたのです。

その瞬間、一瞬でしたが、私の手の指の部分に温かい手みたいなのがあたったのです。

えっ!?と思って、弟が部屋にいたかな?とか思い確認しましたが、弟はキッチンにいました。

益々、えっ?!って思ったけど、怖さは、あまりありませんでした。

実は、私の部屋というのが祖母が亡くなった時に遺体を寝かせていた部屋なんです。

自分のばあちゃんなら怖さもないから…そして、私は、ふと思いました。

[あっ、明日…ばあちゃんの命日。

さっきのばあちゃん?]と思って、私の中では、ばあちゃんって事で安心しました。

怖いと言うよりは、ばあちゃんの手なら、温かかったな~って何か懐かしく思いました。

怖い話ではありませんでしたが、怖さを期待していた方は、すみません。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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