一時期、仕事の都合である山道をバイクで通ってました、その山道は首なしライダーで有名な山道です
ある日事務所にたどり着き薄手のジャンパーを脱ぐと、ピリピリピリッと痛みが走りました
なんだろうジャンパーに何が付いてんのかな?と見ても何も付いてませんでした
きゃああああああああ!
事務所の女の子の悲鳴があかりました
なんだなんだと人が集まりだし、僕もなんだ?とキョロキョロしました
「お前、なんだそれは!」
誰?誰?とさらにキョロキョロすると
「山本!お前だよ!(僕です)背中なんだ、どうした?」
ん?となんとか鏡で背中を見ると右肩あたりから左腰?にかけてスパ!と切れて血がダラダラと流れてきていました
誰かが「こいつバイクだろ?で、何か引っ掛けたんじゃねぇの?」
「あぁ、気付かず、ハハハ!山本らしいわ」
「どんくさいヤツだな」
ハハハハハハハハハ!
その場はそれでおさまりそうなので黙ってましたが、事務所の女の子は気付いたようで
「あれ?おかしいよね?山本さんジャンパーは・・・・・
「シッ!」
ジャンパー、上に着てたのにキズ一つついてないんですよね
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話