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中編3
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酔っ払いの彼女

実際に自分が体験した話です。

とは言っても俺が直で見たわけではないけど、人生一ビビった話。

4年ぐらい前に付き合ってた彼女が友達と飲んでて、それを俺が車で迎えに行くとゆ−ところから始まる話です…

彼女から「迎えに来て」って連絡あったのが夜中の3時ぐらいだった。

酔った彼女を拾ったけど、なんせ3時すぎだったから眠かった俺は少し休んでから帰ろうって思いました。

新都心ってところの魚○で飲んでたらしく、その裏のほうで車を停めて休もうと思いました。

その付近は4年前までまだあまり建物も無く、草むらもたくさんあって、俺が停めた場所も横にすぐ草が生えてるみたいな感じでした。

で、少し寝ようと思ったら、今まで寝てた彼女が

「ちょっと吐きそう」

って言ったので、助手席から降ろして草むらの方に連れて行きました。

(そいつありえないぐらい酒豪)

吐かせようとしたら

「1人で大丈夫」

と言ったので俺は運転席に戻りました。

でも5分以上たっても戻ってこない。

酔い潰れて寝てるのかな??

と思ってそいつのとこに行ったら、案の定うずくまってました。

大丈夫か−?

もう戻るぜ−

って抱えて助手席に座らせました。

休む予定変更で気分悪そうだから早く帰したほうがいいかな−と思って

もう帰ろうな−

って言って車のキーを回そうとした瞬間彼女が…

「あの子は?

 あの子置いていくの?」

は?

誰よ??

俺たち以外いないさ!(冷汗)

↑って言ってる俺の声は震えてたと思います。

その後も…

「ずっと吐いてる間、背中さすってくれてたってば!」

「置いていったら可哀想!」

とか、ずっと言ってる。

その間も彼女は助手席に膝をつけて、後ろをずっと見てる。

(こいつ酔ってるからまじリアルだった)

ビビり−の俺は

いないいない!

そんなのいないよ−!

とずっと彼女に言い聞かせてました。

(本当は自分に言い聞かせてたんだけど)

で、今までにないぐらいのスタートダッシュして、多少にぎやかな道に出て、信号でストップしました。

少し安心しました。

とその瞬間彼女が…

「いや−−−!!!」

っていきなり叫んで、着てる服を脱いで窓の外に投げ捨てました。

俺は…

????

って感じ。

(↑もちろん汗だく)

彼女はずっと放心状態…

怖かったから嫌だったけど、おそるおそる聞いてみました。

どうしたば?

って。

そしたら彼女が肩の部分を指差して一言…

「ここにさっきの子がいた」

そっからは無言で帰りました。

なんのフォローも出来ず、俺もあまり記憶がない。

次の日

昨日結構酔っ払ってたけど大丈夫だったか?

って当たり障りなく聞いたら…

「なんも覚えてん。頭痛い。」

って普通の二日酔い者。

「洋服無くなってるんだけど知らん?」

って言われたけど

いやぁ〜わからんな〜

居酒屋に忘れたんじゃない?

ってめっちゃ苦しい回答した。

そいつは確かに昔から霊感あるらしく、沖縄でも有名な心霊スポットの橋は通れないらし−し、夜になると海は見れないらしい。

まじの話です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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