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短編2
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非常口

高校1年のときいつもつるんでいた仲間と自分たちが卒業した、小学校に遊びに行きました。

夏休みだったので夜中に忍び込んでプールに入っていたときのことです。

遊びつかれてプールサイドでねっころがって校舎を見ていました。

夜の学校は廊下が非常口の緑の明かりで不気味に照らされていました。

また遊び始めてプールの中から見たら非常口の看板が横に揺れているんです。

初めはどっかの窓でも開いていて風で揺れているんだろうなと思いました。

しかし、プールに入る前に校舎に侵入しようとして窓を開けようとしても全部閉まっていたはずなんです2階の窓が開いていても1階の看板が揺れるはずないのです。

怖くなりみんなで帰る準備をしているときに見てしまったんです。

青白く異様に長い手が看板を揺らしていたんです。

すると学校中の非常口の看板が一斉に揺れ始めたんです。

逃げようと走りだしたそのとき後ろから女の笑い声が・・・

みんな振り返らずに原付に乗り込み走り学校から逃げました。

途中一人が後ろをミラーで見たら四つんばいの女が追いかけて来ていました。

みんな一番近くの仲間の家に駆け込み部屋で煙草を吸い落ち着こうとしました。

部屋が煙くなったので窓を開けようとカーテンを開けたら手が無数に生えた青白い女が2階の窓に張り付いていました。

みんな気を失い気がついたら朝でした。

起きて顔を見た瞬間ゾクッとしました。

全員の体中に手のあとがついていました。

その後は特に何もありませんでした。

以上です。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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