ザザザ……
ザザザ…
う、ううん……?
その日目を覚ますと俺は、見知らぬの中に一人で立っていた
「あれ……?俺、立って寝てたの?」
俺はその部屋がどこなのか必死に思い出そうとする、が、思い出せない
「どこだ……?ここは……?」
そこは真っ白い内装の部屋で、机もタンスもなく、ダンボールが所々に置いてあるだけの部屋だった
ダンボールの中には機械の部品のようなものが入っている
俺はそこがどこか確かめる為に歩き回ってみる。
すると、ドアがあった。
俺はそこを開ける
すると中にはたくさんのロボットがいた
ん……?何ここ……?どっかの研究所かな……?
俺は怖くなりそのドアを閉めようとした
その時である
頭痛……
たまらなく頭が痛い
俺は部屋中を転げ周り叫んだ
「うわああああああああああ……」
バタン
するとその時、どこかからハンマーを持った男が入ってくる
な……なんだお前は…?!まさか俺をここに連れてきた犯罪者か…?!
俺は頭痛にのたうち回りながらも、その男を睨み、考えた
すると男は、そのハンマーを俺の頭に振り下ろ…
ガシャン
ザザ……ザザザ…
「ふぅ……こいつも失敗じゃったか。」
高性能人口知能内蔵型人型ロボット研究所研究員フランクリンは、そのロボットの頭に振り下ろしたハンマーを持ち上げると
額の汗を拭いながらそう呟いた
「しかし、安全の為の処置とは言え、失敗したら直ぐに破壊とはもったいないのう…」
こうしてフランクリンは、また残業してこの高性能人口知能内蔵人型ロボットの頭を、作りなおすハメになったのである
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話