これで最後になります。
では続きです。
あの事件の後、自分たちは亡くなった人たちのお墓を回りました。
兄の友人たちのお墓で深い感謝の気持ちを伝え、毎年お参りにくると約束しました。
Mのお墓にも行きました。
本当は実家にもお線香をあげに行きたかっのですが、引っ越した後で行方が解らないとの事でした。
魂のないお墓・・。自分はMになんと言えばいいのか解らず・・・線香をあげて手を合わせて祈る事しかてきませんでした。
あのMに襲われて怪我をしたクラスメイトたちも今は皆元気にしているそうです。(神社に入ってからの記憶は無いみたいですが)
近々同窓会でも開こうと通達が来ました。
あ、それから娘のEも今は小学校に上がり元気です。あの後、どうも神様に触れられたEは特別らしくて退魔士の方たちが
「うちにお向かえ頂く事はできないでしょうか?」
と頼み込んできました。
無論、丁重にお断りしましたが・・・。
Eの霊的防御力は凄まじい物になっているらしく、並の悪霊とかは近づくことすら出来ないと言っていました。(喜んでいいのやら・・・)Aは苦笑いしていましけど・・・・。
後、他の神社などに行った時に自分たちは守ってくれている存在がいっばいいると告げられました。
皆が守ってくれている・・・。自分は彼等に感謝の気持ちを一生忘れないと思います。
最後にあの神社ですが今では昔の面影も無く、境内で子供たちが遊んでいたり、たまに祭が開かれる等、大変賑わっています。
でも自分たちはあの事件を忘れません。
亡くなった人の為にもこれから神社に行く人の為にもこの話をなるべく正確に伝え、忘れられない様にする為に自分はこうして投稿を決意しました。
最後までお付き合い頂き有り難うございます。
皆様のご意見に凄く助けられました。
この前話は一応実話です。少しでも皆様の心に残って頂けたら嬉しく思います。自分の体験はこの一連の事件のみですが、兄が仕事柄色々な体験をしていて自分にも話てくれています。
また機会がありましたらその話も投稿したいと思います。皆様の要望があればですけど・・・・。
それでは本当に有り難うございました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話