短編1
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深夜ノ怪

友人が高校時代の頃の話

当時、携帯電話があまり普及してない時代で、友人は家電話の子機を二階の自室に置いていた。

深夜、電話の着信音で目が覚めた。

なかなか鳴りやまない電話。

「…こんな時間に誰だよオイ」

友人は仕方無しに電話に出た。

無言電話。

そして切れる。

「ったく暇人の野郎…」

また電話が鳴る。

「ふざけんな…」

言いかけてハッとした。

…違う。

これは…

一階からの内線だ。

怖い話投稿:ホラーテラー 一之瀬 渡さん  

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