初投稿です。怖くも無いと思いますがよければ読んでください。
私が高校のころの話です。部活動でいつも帰りが遅く、その日は小雨も降り、肌寒い日でした。
夕方というのにあたりはもう真っ暗で傘もさしていた(まだ片手運転OKの交通法の時です)ので余計に視界も悪かったと思います。
信号に差し掛かって待っていたときに、通り道からおじいさんが大型のリヤカーでゆっくり歩いているのをみました。
傘もささないで不思議だなと思っていたら、リヤカーの真ん中に小さいダンボールがちょこんと乗せていました。
興味がわいて信号もちょうど青になり、近づいて覗いてみたら生身の赤ちゃんが入ってました。
急に怖くなり、足早に自転車をこいで横断歩道をわたりましたが、常識的におかしいと思い、もう一度振り返ると、おじいさんの姿がありませんでした。
今になってはなんだったろうの不思議な出来事です。
長々と失礼いたしました。
怖い話投稿:ホラーテラー ゼナfo-1さん
作者怖話