私が高2の時でした。
友人5人と山の中にある神社に肝試しに行きました。
最初は、遊び半分だったのですが、30分ほど歩いていたら、「危険、入るな」という看板を見つけました。
最初は迷ったのですが、入ってしまいました。
中は、日本人形がたくさん並んでおり、かなり異様な空気でした。
そして、目に入ったのは、たくさんのお札と塩でした。
私達は、すぐにやばいと感じ、このことは、内緒にしようと約束し家に帰りました。
家に着くと親に「あんた、どこ行ってたの。こんな遅くに帰ってきて」と言われました。私は、適当に嘘で答えやり過ごしました。
しかし、その夜からでした。原因不明の高熱が発生したのは。
それは、1週間過ぎても直らず、苦しむ毎日でした。
そして私は、親に全てを打ち明けることにしました。
そしたら、親の顔色が変わって「あんた、人形の館に行ったの」と言われました。
私は、人形がたくさんある神社だったと答えました。そしたら、親は「お払いするから速く行くわよ」と言われました。
そして、車に30分くらい乗り着いた所は、
大きいお寺でした。そこで、住職らしい人に、本堂に通されました。
そこは、壁一面にお札がはられてました。
住職は、「お払いをするから、何があっても、喋らない用に」と言いました。
そして、お払いが始まりました。私は、なんとか喋らないでできました。そして、住職に、「よく頑張ったね。もう大丈夫だ」と言われました。
帰りの車で真実を教えてもらいました。話によるとあそこは呪われている人形が置かれている所らしいです。
あそこは、今から300年前にも逆上る場所で、人形が捨てられていったそうです。そして、年月がたち、人形の恨みが呪いに変わっていったそうです。
その呪いは、13日放っておかれると死ぬ、という強力な物らしいです。
その呪いを解く方法は、喋らずにお経を聞くという、簡単な物でいいらしいです。
そして、私は、他の4人に伝え、4人は、無事復活しました。
私達は、あれからも、仲の良い5人組です。
ただ、あれからは、肝試しには行っていません。
怖い話投稿:ホラーテラー 諒さん
作者怖話