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中編3
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帰り道

実際の話なので、怖くないかもしれません。

5年前、私が高校生の時に体験した話。

当時野球に夢中になっていた私は、部活が終わると一目散に家に帰っていた。

学校から家の帰り道は2つあり、1つは、大きい道路を通る道、時間はかかるが怖くない道。

もう1つは、霊園の中を通るかなり怖い道。

あの日は忘れもしません。

12月15日夜7時頃、田舎のおじいちゃんが家に来ていると、家から電話があり、早く帰りたい為霊園の道を通る事にした。

霊園に入ると、まだ7時の為、人がパラパラいたのに安心したのを覚えている。

入口から出口まで一本道で結構長く、お墓に挟まれて道があるという感じだ。

300メートルくらい進んだ頃、気付くと周りに人が一人もいない事に気付いた。

内心凄く怖かったのだが、何も無いような顔で走っていた。

その時、30メートルくらい先で、道の真ん中で、女性が立っている。

良く話で出てくるように、白装束を来ている。

よく見ると笑っている。

低い声で、カッカッカッカッカッカッ。

距離があるのにも関わらずはっきりと聞こえる声。

私は今まで体験した事の無いような恐怖心に駆られました。

早く横を通りすぎたい。

私は、持てる限りの力でペダルを漕ぎ、女の横を通り過ぎた。

通り過ぎる頃には、女の笑い声は、叫ぶほどになっていた。

その声が不気味で不気味で、、、テレビのスローモーションみたいな声だった。

カッカッカッカッカッカッー ーー。

私が通り過ぎた瞬間ピタリと笑い声が止んだ。

私はペダルを漕ぎながら後ろを振り替えると、女が凄い形相で走ってくる。

髪を振り乱し首を左右にカクカク揺らしながら、

まるで骨が無いかのような動きでした。

私は泣きながら自転車を走らせた。

しかし走る音が近付いてくる、距離が縮まる一方だ。怖くて後ろを振り替える事すらできない。

あと少しで出口、あと少しで出口、私は心の中で叫びました。

やっとの思いで出口をでた。

その瞬間後ろから、女の叫ぶ声が聞こえて来ました。

ぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ

うわーー。

私は叫び、泣きながら家に飛び込むように帰りました。

家に帰ると、おじいちゃんがいた。私は胸に飛び込み、わんわん泣いた。

その夜私は怖くておじいちゃんの横で寝た。

夜中1時を回った頃だろうか、トイレに行きたくて目が覚めた。

家の中という事で安心していたのだが、それは起こった。

トイレをしていると、トイレのドアをノックする音がする、トントン。

私は家の誰かだと思い、ちょっと待って、もう終わるから、、

しかし返事がない、、私は怖くなり、鍵をかけて縮こまっていた。

その時向こうから笑い声が聞こえた。

カッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッカッーー

やっと追い付いた。

という声を聞いた。

その後は記憶がない。

起きたら自分の部屋にいた。

それからは、何もないが、あの霊園は一生通らないと心に決めた。

文章下手 ですいません。上手く伝えれませんでした。

怖い話投稿:ホラーテラー サザエさん  

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