前回、まともなコメントくださった方ありがとうございます。
今回の話は、前の話から約一週間後の実話です、では…始めます…
連休を控えた深夜のこと、僕は右目の視力が急激に落ちたショックでほとんどのことが手につかなくなっていた…
「僕の右目は一生このままなのかなぁ…」
と独り言を呟いていると、ドアを叩いている音が聞こえる…
「こんな時間に誰だ?」
僕はドアの前に行き、どちら様ですかぁ?と言うと向こう側から…
「剛だよ!ドア開けてくれぇ!!」と聞こえたのですぐにドアを開けた。
僕の右目をこんな状態にした問題児の登場である。
ドアを開け、部屋に入れると剛は僕に言った…
「あのさぁ、このビデオ…一緒に見てくれないか?」
何のビデオ?と僕が聞くと剛は、
「先週見ただろ?例のビデオさ、今回は違うやつなんだけどね♪」
それを聞いた僕は右目がそのビデオのせいで悪くなったということもあり…
「はいはい、見るなら独りでどうぞ。」
と言って寝ようとしたのだが…
剛はどうしても一緒に見てもらいたいらしく、渋々ビデオを見ることになった。
承知した僕を見た剛は早速見たいようで、ビデオテープをデッキにセットし再生させ、部屋の電気を消した…
少し時間が経ち、ビデオの本編が始まると剛は真剣な表情になり、ゆっくり口を開く…
「これを見てる途中で何が起きても声出すなよ…」
へ?声出すなよ…ってどういうことよ?と僕が言うと、
「まぁ、ちょっとした検証…ここでも同じことが起きるか試したいんだ…」
と剛は言った…
この後、僕は「やはり寝とけば良かったぁ…」と後悔することになるのである。
続きはまた明日書きます…
では、おやすみなさい…
怖い話投稿:ホラーテラー 阪元さん
作者怖話
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