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短編2
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文章は下手。余り怖くない。

二年前ぐらい前になる。

仕事ばかりで休みもなく、かなり疲れていた。

その日も深夜一時まで仕事をしていた。勿論電車は無くなっている時間。会社の近くは田舎なので、大通りまで歩いてタクシーを拾わなければならなかった。

大通りまで10分近く掛かるのだが、1人ヨタヨタ歩いていた。

小さな公園の横を通っている時、鳩が一羽私の前に飛んできた。

こんな時間に鳩なんか見たことないなぁと思いつつも、普通に無視をして横を通りすぎる。鳩はクルッククルッククルックと鳴いている。

何故か寒気がする。私は怖くなり足早なる。

その時は何事も無かった。

大通りでタクシーを拾い2時半頃に家に着いた。疲れていた為風呂に入ると、すぐに眠りに就いた。

4時過ぎ何かの音で目が覚めた。

何の音?どこから?

ベランダ?

ベランダに耳を傾けるとやはり聞こえる。よく聞くと鳩の鳴き声だ。(ちなみに私の家はマンションの12階)

え? は?

ここは12階で鳩なんかいるわけない。私は寝ぼけてるんだと思い、また眠りに就こうとした。

なかなか眠りにつけない、鳩の鳴き声だけ聞こえてくる。

その時

鳩の鳴き声が人の笑い声に聞こえてくる。

クルッククルッククルック、クックックックックックックックックックッ。

その瞬間私に悪寒がはしり金縛りになり耳鳴りが鳴る。キーン。目は開かない

頼む、何処か行ってくれ。頼む、何処か行ってくれ。

私は祈るように心の中で何回も何回も唱えた。

とその時、窓がスーっと開く。鳩が入ってきた。

クックックックックックックックックックックックックックックックックックックックッ。

奇妙な笑い声だけが聞こえる。

頼む、こっち来んな。

頼む、こっち来んな。

鳩は笑いながらこっちに向かって来る。私は恐怖で涙が出ていた。体は動かない。

その時、私の足の上に鳩が乗ってきた、トン。依然と鳩は笑っている。

クックックックックックックックックックッ。

次はお腹にトン。

胸にトン。

クックックックックックックックックックッ

次は顔?頼む、来るな!来るな!来るな!私は心の中で何回も叫んだ。

来ない?助かった?そう思った瞬間金縛りが解けた。そして目が開いた。

首にそれはいた。それは鳩では無く、鳩の体に男の顔だった。その顔は目は真っ黒で、顔に火傷 を負っていた。

目が合った。

男は口を自分の顔と同じくらい広げ、アッハッハッハッハッハッハッハッハーーーと笑いだした。

その瞬間気絶した。

起きたのは朝8時頃、鳩の姿はなかったが窓が少し開いていた、あれは夢だったのだろうか。

本当の体験だったので未だに忘れられない。

怖い話投稿:ホラーテラー アナカカさん  

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