彼女は私の親友。
でもそれは単純に私の誤解で、全て夢でした。
今まで見て聞いて感じた何もかも全て、現実だと思って疑いもしなかった。
何処から夢で、何処から現実なのか。
私は多分もう死んでしまったのでしょう。
彼女の事が好きでしかたがなかった。
ろくに会話すら出来ず、毎日そんな事ばかりで。
でも、今となってはどうでもいい事なのかも知れません。
一つだけ納得いかない事があります。
テレビはついていたはずです。
どうして消えてしまったのか。
テレビが消えてしまっている。
怖い話投稿:ホラーテラー デヴィットさん
作者怖話