いつの事だったか、きみに出会ったのは。
まだ、私もきみも若かった。
かなしみしか残っていないなんて。
らくな道ばかりいままで選んできた。
わたしにはこんな選択しかできない。
たのしかった日々もあった。
しかし、それもわずかな時間だ。
はなしをすればケンカばかりだった。
しんじあうことが出来なかった。
にくしむことは、あまりにも辛すぎる。
またあの日々にもどれるならどんなに良いか。
すでに私は自分を抑えられないところまできている。
いま、この瞬間にも気が狂ってしまいそうだ。
まちがえないで欲しい。
まだ私はきみを愛している。
でも、もう後戻りはできない。
あまりにもにくしみが大きすぎる。
りせいでは抑えきれない。
がらじゃないが、最期にプレゼントを送るよ。
とじまりをしておく事だ。
うらまないでくれ
どうやら私には勇気がないようだ。
もどって来ない日々に涙し、きみの所へ行けなかった。
りっぱなプレゼントになるはずだったのに。
ひとりになるとこうも弱くなるとは。
さっきまでの気持ちが嘘のようだ。
むやみやたらにきみを傷つけていた自分を今は恥じる。
きみを幸せに出来るのは僕だけだ。
もうこんなことはやめよう。
もうろくでもない日々とはさよならだ。
ながす涙も、もうかれてしまった。
ないこう的な私には親しい友人もいなかった。
きっとこの先も親しい友人など出来ないだろう。
だれにもこの孤独はわからない。
ただし、君だけは違った。
いいたい事もいえない私の味方をしてくれた。
きみさえいればそれで良かった。
言いようのない幸せな気持ちになれた。
かなうならあの日々に戻りたい。
きみならわかってくれるだろう。
わからないはずがない。
いまいくよ。
もうとまっている暇なんてない。
さみしい思いはもう充分だ。
まよいはもうない。
あのひびには戻れないとわかっているから。
ずっときみもこうなる事を望んでいたはずだろう。
さまようだけの日々にはさよならだ。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話