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パーソナルコンピューター

短編2
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パーソナルコンピューター

3年前、私はパソコンを買った。

毎日のようにインターネットをしたり、メールをしたり、チャットをしたりして楽しんでいた。

ある日一通のメールが届いた。

宛名はない。

どこかの廃墟(病院?)の部屋のドアの画像が送られてきた。

最初は誰かのイタズラだと思い無視をしていたのだが、それが1週間毎日1通だけメールが送られてくる。

毎日同じ画像が送られてくる。

少し気持ち悪かったのだが、手の込んだイタズラだな・!としか思わなかった。

それが1ヶ月続いた時、

私は違和感を覚えた。

少しづつドアが開いて来ている。

本当に少しづつだ。1ヶ月たって要約わかるくらいだ。

私は怖くなりメールを消そうとしたが・・・消せない。

これはヤバイと思い友達にも親にも相談したが、誰かのイタズラだろ!ということで処理された。

それが半年続いた時、私はその半年分の画像を動画にしてみた。

確実に少しづつ開いている。薄暗い廃墟のドアが・・・。全部開いたらどうなるんだろう。

正直死にたく無かったなので、パソコンを一切使わなくなった。

それから一年が過ぎ、私はその事をすっかり忘れていた。

インターネットを使おうとしてパソコンをつけると、メールが325通来ていた。一通一通見てみるとあのドアが全て開いていく。

ドアの向こうから人が下を向いて立っているのがみえる。

その人か下を向きながら歩いてくる。

とうとうドアの外まで出てきた。

つぎは顔を少しづつ上げてくる。

そいつの顔があがった瞬間私は、恐怖の余り叫んでしまった。

顔が真っ白で、笑っている自分がいた。多分死んだ自分だ。

その自分が笑いながら話した。『私の体返せぇぇぇぇぇぇ』

怖すぎて電源を切りました。

私はそれからパソコンを使わなくなりました。

これはマジ話です。

怖くなくてすみません。

怖い話投稿:ホラーテラー 稲作淳二さん  

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