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短編2
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映らなかった人

携帯での投稿さらに初めての投稿なので、誤字脱字があったり読みにくかったりするかもしれません。すみません

あと文章にするとあんまり怖くないとは思いますが、私は血の気が引くほど怖かったことです。

私がコンビニで働いていた時のことです。

深夜の時間帯だったので、店に居るのは私ともう1人の人でした。私をAその人をBさんとします。

田舎のコンビニなので、夜中の利用者はとても少なく、店内には私とAさんしかいなかったので、お客様がいないのを見計らい、1人ずつ休憩に入ろうということになり、先にBさんが休憩に入りました。

私は1人でこれと言ってすることがなく、いろんなことを考えながらポテトチップスなどを前出ししていました。

店内にはお店のBGMと、私がいじっているポテトチップスの袋の音しか聞こえないような感じだったのを覚えています

「あの」

「!?」

急に声をかけられ、めちゃくちゃ驚きました。声をあげなかったのが幸いです

「な、なんでしょう?」

内心バクバクしながらも、平静を装い笑顔で訪ねました

その女の人は今時?のような格好で、淡いクリーム色みたいなコートとハーフパンツ?にタイツ姿でした。普通にどこにでも居そうな感じです

「道を聞きたいんですが」

「どこですか?」

「〇〇さんの家って、わかります?」

「〇〇さん…ちょっとわかんないですねー」

「……じゃあ、〇×公園はわかりますか?」

「〇×公園ならわかりますよ!」

私は道順と目印を教えて、女の人は店をでていきました。その後に休憩を終えたAさんが戻ってきた時、不思議そうに聞いてきました

「Aさん、誰と喋ってたんですか?」

「え?」

他のコンビニがどうか知りませんが、私の働いていたとこでは休憩室で監視カメラの映像が見れるんですが、そこには女の人なんて映ってなかったのそうです

ようは、私が1人でブツブツと喋っていた姿だけが映ってたのでした。

たしかに今思うと、自動ドアが開いた音が一切しなかったんです。気がつかないはずはないのですがその時はポテトチップスの袋の音と、考え込んでたせいだと思っていました。

その時は冷や汗が止まらなかったです

此処まで読んで下さってありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 名無四郎さん  

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