これはマジな話なので、何か起こるかも知れません。
今からちょうど一年前になる。
私は、タイル張りの仕事をしていた。会社に入って4年、上司からの信頼も厚かった。
ある日上司から電話があった。内容は、大阪のA高校のトイレのタイル張りを今晩中にしてくれとの事。
すでに20時を回っている。私は、明日じゃ駄目何ですか?と聞き返したが、訳ありで今日中との事。上司命令なので逆らえず、一人で行くことになった。
22時、A高校に着いた。中の警備の方に鍵を開けてもらい、目的のトイレへと向かった。
トイレは校舎の四階にあり階段を使い、暗い陰気なトイレに着いた。
学校というだけでもかなり怖いのに、トイレなんか無理や。心の中で呟きながら、早速作業に取り掛かった。
あたりは物音1つしない。私の作業の音しか聞こえない。2時間くらい掛けて要約大半が終わった。
後少しだ、早く終わらそうとした瞬間!!
歌が聞こえる。
静かな中で確かに廊下から歌が聞こえる。
子供の声?
『かーごめかーごめーかごの中の鳥がーいついつ出会う夜明けの晩に鶴と亀が滑った後ろの正面だーれ』
その瞬間私は怖すぎて動けずにいた。
変な汗が出てくる。こんな時間に子供が居てるわけがない。
私は猛ダッシュで仕事をした。しかし歌が段々近づいてくる。
早く早く早く早く!私は自分に言い聞かせた。
そしてようやく終わった。荷物をまとめトイレを出ようとしたその時!!!
すいません続きます。
怖い話投稿:ホラーテラー 神無月さん
作者怖話