30年近くも前の話ですが…
金町から、小岩行きのバスに乗った時の話。
私は進行方向に向かって右側の後ろから3番目辺りに座っていたと思います。
その人は、いつからそこへ座っていたのかはわかりませんが…
左側の降車口のすぐ側に一人の男性が座っていました。
あと三駅位で終点という時です。
『フフン~…』
と言う声が聞こえてきました。
『フフン~ウフフン~フフン~~…』
その男性からでした。
その声は凄く大きくて
まるでどこかの芸人が水谷豊の物真似をしてるような…?
と言えば解りやすいでしょうか…
『???』周囲の人達はそんな感じだったと思います。
しかし永遠にそれは続いていましたが、
急にグルっ!!
と身体ごと振り向いて…
『よし!見てないな!』
と言って又それを始めました。
なんだかわからないけど無茶苦茶恐怖心に駆られました。
後に、小岩の駅ビルの本屋に居たとき、一つ向こう側の棚から、又アノ声が聞こえてきました。
『ウフフン~フフフン~フフン~』
何故か勝手にビクっ!と反応してしまい、見ていた本を即戻しひたすら速足でその場から離れました。
以来その人を見ることは今日までありません。
もしかしたら
君たちの近くに…
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話