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中編3
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千城台の住人

いつもは皆さんの作品を見て、あーだこーだコメントしてるだけなんですが、先程ある投稿作品を見て自分にも同じようなことが起きているので投稿してみました。

全然怖くないですし、怖い話というよりは私にとってチョット気持ち悪い話です。文章が下手ですが、その点はご了承ください。

私が彼と最初に出会ったのは2年前の秋頃、高1の時でした。

  その時私は毎朝高校へチャリで40分かけて向かうのですが、高校の近くには□ーソンがあります。

  私は決まって毎朝その□ーソンへ立ち寄り朝飯を買ったり週刊誌を読んでいたりします。

が、いつも決まって同じ時間(8時)に同じ体勢(う○こ座り)で雑誌コーナーの雑誌を座り読みをしている【彼】がいます。

私と友人たちの間では彼を【千城台の住人】と呼んでいました。(ま、その□ーソンの場所が千城台というところにあるので)

しかし、まぁただ同じ時間に同じ体勢で雑誌を読むだけなら、ただのヘンな常連で話は片づくのですが、この彼は少しだけ他の客とは違っていました………

私はいつものようにその□ーソンに立ち寄り、雑誌を読んでいました。

「ピーンポーン」お客が店に入ってくるチャイム。私は横目で入り口の方を見ました。小走りでこっちへ向かってくる彼(特徴としてはヲタ服にボーズ頭、ホリが深くエラ張り)。そして、雑誌を手にとり、う○こ座りで雑誌を読んでいます。

私がほかの雑誌を読もうと、持っている雑誌を棚に戻そうとした時。

彼『ウン(*^_^*)』

私「(゚Д゚)」

他の客&店員「(゚_゚)」

店中に聞こえるくらいの声でそー言い放ちました。一瞬動揺したものの、気にせず雑誌を持ち替えて読んでいると………

彼『ウン(*^_^*)』

私「(・_・)…………(心の中で)あ!そーゆー人か」

と、理解しました。そのあとも彼の独り言は続きます。

彼『ウン、………ウン、………ウン、………ウン、………そうだよね?』

私「なにが?Σ(゚□゚)」

次の日からこのようなやりとり?(私は無言)が高3の7月まで続きました。

というのも、親の都合で引っ越すことになったからです。

引っ越すといっても、元の家から20㎞くらい離れた地域に家が変わるだけで、高校は変わりません。変わったのは登下校の交通手段くらいです。

家→T駅(電車で)→K駅(ここからはバスで)→学校ってな感じです。

そして、【それ】は起こり始めました。

去年の11月末頃

私は学校の近くのバス停で帰りのバスを待っていました。

少し経ちバスが来て私は前の方の席に座りました。

バスが発進して100m程進んだところでしょうか。

『ウン(*^_^*)』

私「(゚-゚)」

後ろの方に目をやると、【彼】もとい【千城台の住人】が一番後ろの席に座っていました。

彼『ウン、………ウン、………ウン、………ウン、………そうだよね?』

彼の独り言は私が降りる一つ手前のバス停で彼が降りるまで、続きました。

私「久しぶりに見たな」

次の日も帰りのバスを待っていました。

バスが来て乗り込む瞬間

『ウン(*^_^*)』

私「またいる」

それから、またしてもバスの中では彼の独り言が続きました。

15分程経って、昨日彼が降りたバス停に着きましたが、彼は降りません。

バスは発車し次のバス停(終点=K駅)に着き、私→他の乗客→彼と降りました。

次の日からです。彼が私と同じ終点のバス停で降りるようになったのは。

それからしばらく経った先週の日曜日、最寄りのT駅周辺に用があって歩いていたのですが………

『ウン(*^_^*)』

後ろの方から聞き覚えのある声が………

振り向くと【彼】がいました。距離でいうと約20m。こちらをジーっと見て……

彼『ウン(*^_^*)』

それからというもの、私はT駅周辺で彼を見かけるようになりました。

ただ

気のせいかもしれないのですが、彼を見かける場所が家から段々近くなっているような……………

怖い話投稿:ホラーテラー 日下部まさおさん  

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