私は葬儀の仕事をしています。
おかしな事件は色々と起こりますが、私は霊の存在を信じていません。
何故なら霊を信じていると、怖くて商売にならないからです。
今日から私の職場で起きた出来事を少しずつ投稿します。
私の職場に葬儀の仕事が入りました。
仏さまは90歳近くのお爺さんでした。
葬儀場にお運びする前に、ご遺族の家でお経をあげます。
仏さまの前で長女(61)と葬儀の打ち合わせをしていた時です。
仏さま「…あ゛う゛」
…
長女「…おじいちゃん」
私「…」
長女「おじいちゃん何か言いたいの」
…長女が仏さまを揺さ振ってました。
長女「葬儀屋さん聞こえたでしょう」
私「…いえ」
仏さま「…あ゛う゛」
長女「…葬儀屋さん」
長女「おじいちゃん…生きてる…生きてる」
長女は泣きながら仏さまを指さし、私に訴えています。
私「…いえ、お亡くなりになられてますよ」
この出来事は、葬儀屋にとって1番多いエピソードです。
仏さまのお腹の中にガスが溜まり、ゲップのような声が出てしまうのです。
真実がわかると怖くはないのですが、毎年、何人かの新人はコレが怖くて辞めてしまいます。
また次回お会いしましょう。
怖い話投稿:ホラーテラー 葬儀屋さん
作者怖話