初投稿です。文章は稚拙なのは御容赦下さい。
私の先輩にYという人物がいる。趣味は心霊スポット巡りで、月に一度は行っている。
しかし、彼は霊感が無く (=霊障を受けない)傍目からは廃墟マニアかトンネルフェチにしか見えないのだが、
「またY先輩心霊スポットに行ったのか」
溜息混じりに呟いたのは同僚のKだ。彼は霊感が強いのでお祓いができる。(Kはお祓いではなく、憑き心地を悪くして逃げるように促すだけ、と言っている)
Y先輩は霊が憑き易いのだ(霊媒体質、なのだろうか?)。本人に影響がないのだが。
ひっ憑いてきた霊がY先輩にいる内はいいのだが、他の奴にくら替えするとそちらは影響が出る。その為周りから「タタリさん」と呼ばれている。
「先輩、肩ぁ重くないっスか?」
「全然?」
「寒くは?」
「ないねぇ」
私は後から
今回「は」ずぶ濡れの女を先輩が背負っていた
と聞かされました。
怖い話投稿:ホラーテラー 雷さん
作者怖話