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短編1
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タタリ先輩

初投稿です。文章は稚拙なのは御容赦下さい。

私の先輩にYという人物がいる。趣味は心霊スポット巡りで、月に一度は行っている。

しかし、彼は霊感が無く (=霊障を受けない)傍目からは廃墟マニアかトンネルフェチにしか見えないのだが、

「またY先輩心霊スポットに行ったのか」

溜息混じりに呟いたのは同僚のKだ。彼は霊感が強いのでお祓いができる。(Kはお祓いではなく、憑き心地を悪くして逃げるように促すだけ、と言っている)

Y先輩は霊が憑き易いのだ(霊媒体質、なのだろうか?)。本人に影響がないのだが。

ひっ憑いてきた霊がY先輩にいる内はいいのだが、他の奴にくら替えするとそちらは影響が出る。その為周りから「タタリさん」と呼ばれている。

「先輩、肩ぁ重くないっスか?」

「全然?」

「寒くは?」

「ないねぇ」

私は後から

今回「は」ずぶ濡れの女を先輩が背負っていた

と聞かされました。

怖い話投稿:ホラーテラー 雷さん  

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