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短編2
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うちの婆ちゃん

うちの婆ちゃんは霊感があるせいか色々な物を見たりするんで、その中の一つを紹介します。

これは俺も実際見たことあるんですが、夜中の2時近くまでゲームとかして夜更かししてた時の話で、季節は冬の頃…寒くなってくるとどうしてもトイレに行きたくなり二階の部屋から一階のトイレに行き済ませた後、喉が少し渇くので台所で麦茶を飲んでると、婆ちゃんの部屋で黒い霧みたいなのが、婆ちゃんの枕元に立ってるんですよ。実際見ると怖いのもあった反面、興味もありそのまま黒い霧みたいなのを見てると…その黒い霧みたいなのが消えてしまい、呆気にとられてると…突然

「○○(俺)か?」

と婆ちゃんが俺を呼んでビックリしましたよ。時間帯が時間帯だけにかなり緊張しました。

婆ちゃんが俺に向かって「今な、私の枕元にお爺さんが来てくれたんよ。元気にやってるかとか、あまり無理するなよとか言ってくれてたんよ。」俺はあまりお爺ちゃん知らなくて俺が生まれる前に亡くなったから、どう言えばいいか分からないけど

「そりゃあ良かったね、婆ちゃん。俺も婆ちゃんの枕元で黒い霧みたいなの見たけど、それがお爺ちゃんやったかもね。」と言って、

「そろそろ寝るわ、お休み婆ちゃん。」

と言って二階に戻り寝ました。

その日からたまに夜更かしした時にその黒い霧みたいなのを見る時と見ない時がありますが、お爺ちゃんがお婆ちゃんを大事に見守ってくれてるんだなと思いました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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