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短編2
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最期のあいさつ

はじめて投稿させていただきますので 読みづらいかもしれませんが 申し訳ありません。

私は幼い頃一匹のシャム猫を飼っていました 名前はキョンキョン。

その子は幼い私の遊び相手でした。

その頃団地の最上階(四階)にすんでいたのですが

キョンキョンは最上階の踊り場で遊んでいるうちに転落してしまいました。

私は悲鳴を上げ 親を呼びに行きました。

すると

「にゃー」

転落したはずのキョンキョンが階段を登って四階まであがってきたのです。

いくら猫でもあの高さから落ちたらひとたまりもないと思っていたので私は唖然としました。

親に言っても信じてもらえなかったのですが確かに私はキョンキョンが落下するのを見たのです…

それから私たち一家は引っ越すことになり次の家はペット禁止のアパートでした。 キョンキョンを連れて行くわけには行かず 親戚にキョンキョンを預けることになりました。

私はすごく泣きました

大好きなキョンキョンと離れるのが嫌で嫌で 泣き続けました。

それから何年か経ち キョンキョンのことも忘れかけていた頃 有ることが起こりました。

ある寒い夜です

ふとベランダの窓を見ると

猫の顔があるのです

今でもはっきり覚えています

水滴ですごくきれいに猫の顔ができているんです。

私は母親を呼び

「まま!窓に猫の顔がっ」

不思議と怖くはありませんでした

母親と二人で見ていると

つーっと 右目から水滴が垂れてゆくのです

まるで泣いているみたいでした。

時間がたつとその猫はすべて流れてしまいなくなりました…

そして次の日 親戚から電話がありました

キョンキョンが死んだ と

老衰だったそうです。

キョンキョンがさいごに私たちにあいさつをしにきてくれたんでしょう。

゙ありがとう そしてワタシを忘れないでねっ゙て

すごく不思議な体験でした

以上です

最後まで読んでくださりありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー おかんさん  

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