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短編2
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自爆テロ男と神様

ある紛争が絶えない国がありました。そこは毎日のようにテロや暴動などがありその国は崩壊へと向かっていました。

その国をA国とします。

A国には、ある強大なテロ組織のアジトがありました。そのテロ組織のリーダーは仲間の男に言いました。 

 「おい!頼んだぞ!!」

 

男は張り切りながら答えました。

 

「分かった。絶対に大ニュースになるからちゃんとテレビ見よけよ」

 

男はそういうと組織の仲間一同に、深々と礼をしました。

そしてアジトを出て、目的地の空港へと行きました。もちろん男一人です。男は独り言を言いました。 

「神様よ………自爆テロが成功するようにして下さい」

 

どうやらこの男は空港で自爆テロを行うそうです。そんな事を神様に祈っても無駄でしょう。

男の服の裏には大量の火薬が敷き詰められています。

そして、何やら携帯みたいなのを取りだしました。どうやら、携帯を起動スイッチに改造したのでしょう。

男の目的は、自爆によっての大量殺人でした。

取りあえず男は出勤する人や、旅行に行く人など多く人が集まるのを待ちました。

5分…30分……1時間…………

 

「おっ!!人が多くなった!!」

 

空港は多くの人で混雑しました。しかも、今日は台風気味だったので空港は航空機発車を中止しました。

 

「絶好のチャンスだ」

 

男は起爆スイッチを押そうとしました。

 

「我の組織に栄光あれ!!!!!!」

 

男はそう言いました。皆がこっちを見ました。しかし、死ぬのが怖くてスイッチを押せなくて、結局警備員に取り押さえられて逮捕でした。

 

 

 

男は今刑務所にいました。

「どうせ出処しても仲間が俺を殺しに来るだろう……何で俺は死ぬ事にびびってるんだろ」

 

男は悔やみました。

そして今日の夜、夢を見ました。

夢の中で【神様】が出てきました。

男は神様に聞きました。

 

「何故俺はこんなに不運なんだ?神様は不平等だ!!悪い事する俺に、何一つ協力しないじゃないか」

 

神様は言いました。

 

「協力したじゃないか。お前がいた空港で俺が台風を力で強大にして航空機の運転を中止したではないか!!お前の勇気が足りんのだ!!俺のせいにするとは最悪な奴だ!!天罰を与えてやる!!」

 

…………………………と

 

次の日男は、刑務所の中で急死しました。

   END

 

実話じゃ無いよw

俺の他作品

(家出後の出会い) 

(とり憑かれた携帯・1)

(とり憑かれた携帯・2)

も見てねw

誤字・脱字あったらゴメンなさい。

宣伝サ-セン

怖い話投稿:ホラーテラー ブラックタイガーさん  

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