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中編3
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思い出話。

もう5年も前の話になります。。。

当時、僕は彼女とドライブをしてました。 で、暑い日だったんでファミレスで休んでいこうかって事になり、店に入ることにしました。

店に入ると30席はあるのに僕ら2人と女性1人と店員、アルバイト、てところでしょうか。まぁ時間帯も昼の2時か3時だったんでかなり空いてました。。。

で、僕ら2人は店の端に席を決め、僕は外の景色が眺める方に。彼女は店の全体が見えるよう席につきました。そしてたわいもない会話をし、注文をしたアイスコーヒーをまちました。

すると彼女が

「あの人おかしくない?」

僕「えっ」

僕は彼女の目線を追いました。その先は僕らより先にいた女性の客です。

その女性は僕らの席と対角線に店の端の席にいました。

その女性をよく見ると店のメニュー表を立てかけ、隠れるようにし食事をしてました。で、店に入った時は気にもならなかったんですが、夏の暑い時期にしては深緑色の厚手のコート?黒いハット形の帽子は深くかぶり、そこからでてる髪はものすごく長かったのが印象的でした。

あと足下に大きいキャリーバックが置いてあったのも印象的でした。。。

僕は彼女に視線を戻し

「あんまり見るなよ!」

と小声で言いました。。。

彼女「うん、、、」

で、あの女性の事も気にはなっていたんですが僕らはまた世間話をし話し込んでました。

そしてアイスコーヒーがくるなり「これ飲んでさっさと帰ろう」なんて心の中で思ってました。

そして僕はなんとなく外の景色をぼ〜っと眺めていると、、、

なにやら見覚えのある・・・

あの女性です!    

あの女性が窓から見える歩道を歩いていたのです!

僕は振り返り、さっきまでいた女性の席を確認しました。

が、やはり姿はありませんでした。

でも何故か足下にあった大きなキャリーバックはそのままでした・・・

そして僕は彼女に

「おいっ!アレみてっ」

彼女の視線を外に向けさすと、、、

あれ? さっきまで歩道を歩いていた女性の姿がありません・・・

そして女性の席を確認。

が、やはり姿はありませんでした。。。

彼女は不安そうに、、、

「はやくいこう」

僕は残りのアイスコーヒーを飲み干そうとしました。

そしてふと彼女に視線を合わせると

僕の目、眉、頭、、、とじわじわと上に目線が上がっていったのがわかりました。

そして完全に彼女の視界から僕が外れると、、、

僕は振り返りました。

すると、、、

いたんです!

僕のすぐ後ろに!

あの女性が!

僕を上から見下ろしてます。。。

僕は目があったまま身動きできません。 むしろ動けません。 声も出ません。

そして数秒後、「チッ」と舌打ち。女性は何もなかったかのように席に戻って行きました。

なにもされてないですが、あの目と容姿は今でもはっきりと覚えています。。。

そして段々と僕に近ずいてくる様子を見ていた彼女も恐ろしく怖い思いをしたと思います。。。

今思い返せばあのバックは何?とかなぜ店からでた?とか謎な部分はありますが

リアルに怖すぎました。

そしてこの時期になるといつも思い出します。。。

※長文、乱筆、乱文、長々とスイマセンでした。。。

怖い話投稿:ホラーテラー matuさん  

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