これは本で読んだ自分的に怖い話です。
―階段―
春になりMさんは家を引っ越しました。
そこは二階建てで、Mさんの部屋は二階にありました。
なのでMさんは階段を上がって自分の部屋に行っていたんですが、引っ越してからしばらくするとMさんの足が上手く動かなくなり、さらに日がたつと足がまったく動かなくなり階段を上がることができなくなりました。
病院に行ってみても原因不明だと言われたので、これは家に何かあるんじゃないかと思い、お払い屋さんを呼びました。
するとその人はMさんの足を見るとすぐに階段に行き、Mさんに言いました。
『・・・あなたの足がうごかなくなった理由は、あなたの家の階段に霊が座っていて、あなたが階段を上がるたびにその霊の足を踏んでいっているから霊が怒ってあなたの足に呪いをかけたのです。あなたの足を治すには霊を成仏させるしかありません。成仏できるように謝り、祈ってください。』
Mさんはそれを聞いて、階段の方を向き霊に謝り、そして成仏できるように祈りました。
その後、Mさんの足は動くようになりました。
・・・しかしお払い屋はMさんに言っていないことがありました。
実は階段にいた霊はMさんの家を離れただけで、成仏できていなかったのです。
『またどこかの家の階段にに座っているんだろう・・・』そういうと、お払い屋はMさんの家を去りました。
・・・もしかしたら次はあなたの家かも・・・?
怖い話投稿:ホラーテラー 少女Aさん
作者怖話