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短編1
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マジーさん

マジーさんは下水道に住んでいた。いわゆるホームをレスした方である。

下水の道は巨大な迷路のような構造をしていたため、ある日道を1本間違え歩いているうちに完全に迷子になってしまった。

下水内で人と遭うはずもなく彷徨っているうちに衰弱してきた。

喉の渇きは下水で満たしていたが腹が減って朦朧として寝転び、目を閉じる。

すると、

「チューチュー」と聞こえてきた

そこには丸々太ったドブ鼠の大群がいた。

マジーさんは護身用にもっていた杖を大群の中めがけ、全力で振り下ろす。

1匹仕留めたようだ。

マジーさんにはドブ鼠がうまそうにみえ、夢中で手足をもいでかじりついた。

マジーさんは鼠ハンターのごとき勢いでばたばたと倒し食していった。

半年後、救出された時には体中傷跡だらけで凄まじいばあさんだったとレスキュー隊は語り継いだという

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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