初投稿な上、文才が無い&長文です。
それでもOK!という方はどうぞです。
これは、私が小学校低学年の時の体験談です。
特に怖い体験では無いのですが、不思議な体験だったので投稿します。
その年のお盆は、珍しく親戚中が祖父の実家(今は雪に潰され使っていません)に集まりました。
私も家族、叔父と叔母と共に、山にある祖父の実家へと向かいました。
(ちなみに昼間に墓参りを終えました)
そして夜。
だいたい9時頃、一人の親戚のおじさんがふざけて外から玄関をガタガタと鳴らしたり、人魂を見たとか言って、私の母や、従兄弟の母達を驚かしていました。
私も少なからず怖かったのを覚えています。
そして母達に促され、囲炉裏のある部屋のすぐ隣にある部屋に布団を敷き、私は従兄弟と共に眠りました。
そして、何故か夜中に目が覚めました。
横を見ると、従兄弟はぐっすりと眠っていてます。
襖が無い為、寝ている所から囲炉裏のある部屋が見え、もう真っ暗で皆寝ているようでした。
しかし、小さな話し声が聞こえ不思議に思い、うつ伏せの状態で前を見ると、黒い人影がだいたい5人くらい輪をかいて座り、なにやら話をしていました。
何を喋っているのかはわかりません。
輪の中心には一本の蝋燭が直接床にたてられています。
月明かりがさしているにも関わらず、姿はまったく見えず、黒い物体としてしか確認出来ませんでした。
私は何故か、母や親戚達が怖い話でもしてるのかと思い、ずっと様子を窺っていました。
すると、突然話声が止み、部屋が静まり返る。
そして、黒い影から視線を感じました。
でもこの時の私は、母達だと思っていたので、そのまま寝てしまいました。
そして翌朝、母に夜中に「怖い話してた?」と聞いてみたのですが、「そんな事してない」と言われ不思議に思っていると、叔母には「御先祖様かもね」と言われました。
母には夢なんじゃないかと言われますが、ハッキリその時の様子は覚えていて、夢なんかではないと私は思っています。
ここまで読んで下さりありがとうございました。
怖い話投稿:ホラーテラー ゆきさん
作者怖話