コピペです
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体が動かなくなりました。
(これが金縛り??)
女の子はじっと私を睨んだままです。
私は何か非常にやばいものを感じ、湯から出ようとするのですが、体がいっこうにいうことを聞きません。そして何故か、その子から目が離せないのです。
しばらくして、何かの影のようだった少女の体がゆらりと動きました。ゆっくりとこちらに歩いて来ます。そして、私が浸かっているすぐ近くの岩場からお湯の中に入って来たのです。
相変わらずキーンという耳鳴りで、他の音は一切耳に入りません。
少女が私にゆっくりと近づいて来ました。
そして、手が触れられる程そばに来て・・・
上から見下ろしながら、脳に直接響くような声で少女は言いました。
「今、何か言った?」
その時の少女の顔を、半年経った今でも忘れることは出来ません。
どう表現したらいいのか分かりませんが、一言で言えば、子供の顔ではなかったのです。
私はただただ、いやいやをする子供のように、首を横に振っていたような気がします。
どれくらいの時間だったかわかりませんが、私は、しばらく気を失っていたようです。
体の自由がきき、立ち上がれるようになった時には、あの母娘の姿はどこにもありませんでした。
駆け足で部屋に戻った私は、猛烈な頭痛でそのまま布団に倒れこみました。彼との会話どころじゃありません。正直、彼の存在自体、どうでもいいって感じでした。
あの母娘と顔を合わせたくない私は朝食もとらずホテルを出ました。彼はただ、おろおろするばかりで、全く頼りになりません。(その時は自分の異常さに全く気付いていません)
(ばかじゃないの?)
私は真剣、彼の事がうっとうしくなり、ホテルの駐車場で、
「別れましょう、あんた、自分一人で帰って!」
かなり強い口調で言いました。
「昨夜、何かあったのか?」
問い詰める彼を見てるとまじに殺したくなるくらいの怒りを覚え、
「うぜーんだよ!とっとと失せろ!!ボケ!」
今考えるとありえないような言葉を彼にぶつけていたのです。
呆然とする彼を残して、ホテル前に止めてある
文字数の都合で続きます
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話