自分の文章力の無さを自覚しつつも懲りずに投稿。
※先に言っておきますが俺は断じてロリコンではありません
結構最近の話。
二週間ほど前に俺、幼なじみのY、大学の友人Kとスノーボードに行ってきた。
それの行き道、運転手の俺の軽く何か食べようという提案でファミレスに寄った。
適当な物を注文してから、俺はトイレの横にある喫煙所に向かった。
一服しながらガランとした店内(俺達以外の客は一組のカップルだけ)を見回していると、視界の隅に小さな子供が見えた。
よくよく見ると4、5歳ぐらいの女の子が観葉植物の影でじっと立っていた。
(こんな時間に小さな子が1人っておかしいな…あのカップルの子供って訳でもなさそうだし…)
と思っているとその子と不意に目が合った。
黒目がちで澄んだ目が何故か少し不気味に感じ、適当に微笑んでから席に戻った。
その後はあまり気にすることなく注文したピザを食べ、眠気覚ましにコーヒーを飲みながら3人で談笑。
ふと向かいに座ったYが俺の足元を見ているのに気づいた。
目線をそちらに向けると、さっきの女の子が俺の席のすぐ横に立って無表情で俺の顔を見ていた。
これには流石に驚いてコーヒーをこぼしかけた。
Kが「どうした?」と聞いてくる。
Kには見えないらしく、それでこの子は生きてる人間じゃないと気づいた。
Yは「気にしないのが一番」と一言。
とは言われても気にしない訳がない。
「そろそろ帰ろう」と言って席を立った。
さっさと会計を済まして「?」な顔をしたKとムカつくほどニヤニヤしたYを引っ張るようにして店を出た。
勿論、女の子の方は見ないようにして。
車に乗ってから一度だけ窓からファミレスの中を見るとその女の子がガラスに張り付くようにして大きなくりっとした目でこちらを見ていた。
車の中でYに話を聞くと、やはりあの女の子はこの世のものではなかったらしい。
特に悪意とかは無いはずとのことだが、何故だか俺のことが気に入ってしまったらしい。
Kは「心霊体験とかすげぇ!お前の写メ撮ったらその女の子も写ったのかな!?」みたいな感じで無駄にはしゃいでた。
Yは「別に憑いてても害がないからいいでしょ。しかもあんたロリコンじゃん」とか言ってた。
このスノボー中に他にも変な体験してるので、それはまた今度書かしていただきます。
ってか明日朝から授業出ないといけないのに夜更かししすぎたorz
怖い話投稿:ホラーテラー ピラフさん
作者怖話