小さい時、おばあちゃんの家に泊まりに行ったときのお話しです。
おばあちゃんの家の周辺は団地がたくさんあり、おばあちゃんの家も団地の14階にあります。
夕方、昼寝をしているとこんな夢を見ました。
昼寝をしている部屋の窓から見える向かいの団地の屋上に、上下逆さまの顔が浮いていました。
女のひとで、髪の毛にが長く、白目を向いて笑っていました。
大きさも普通の顔より2倍近く大きかったと思います。
私は何故か「これは夢だ」とわかっていたので、早く覚めないかなぁ…とその顔を見つめていました。
しばらくすると逆さまの顔がフッと消え、「消えた!」と思う頃には目が覚めていました。
しかし、寝返りをうち、窓を見ると…
窓枠いっぱいの大きさの上下逆さまの顔があり、
ケタケタ笑っていました。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話