山田俊夫から聞いた話。
彼は中古のマツダルーチェを愛車にしていた。
ボロボロだけど、なかなか乗り心地は良かったそうな。
しかし、ある時から彼の車が異臭を放つようになった…。
…彼はニワトリを飼っていたのだが、ある時そのニワトリがバラバラになって発見された。
不思議な事に血液は一滴も流れた形跡がなかったそうだ。
さて、車の異臭の件ですが、ボンネットを開けてみると、エンジンに巻き込まれたネコらしき動物の死骸がグチョグチョになっていたそうだ…。
俊夫の見解は、ニワトリを殺したネコに罰が当たっのだそうだ。
でも私は、エンジンに巻き込まれ死んだネコが、俊夫の大切にしていたニワトリを道連れに…。
怖い話投稿:ホラーテラー アルプスの少女まげろたかしさん
作者怖話