自称霊能者の友達から聞いた話。
どんな人でも、霊を見たり、声が聞こえたり、感じ取ったりする能力があるらしい。無意識の内に脳が見えない、聞こえない、感じないものとして振り分けてしまう為、大抵の人には解らないのだ。つまり、普通の人は、見えない方が良いものなので、普段から無意識にセーブしているのだ。霊が見える、声が聞こえる、感じ取れる人は、セーブする機能が上手く働いていないだけで、能力が有る訳ではなく、寧ろ能力的に劣っていると言う訳なのだ。
もう一つ面白い話。霊能者と交流を持ち、怪談などをして霊的な関わりを持っていると、同じ感覚を共有してしまいセーブ出来ない、つまり、見える聞こえる感じると言う感覚に違和感を覚えなくなり、だんだんとセーブが効かなくなって来ると言う。
自称で有ろうと何で有ろうと、興味本意で霊能力者と関わってしまうのは危険だ。
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話