皆さんこんにちは。前に書かせていただいた雛人形を語った「Ｓ
・Ａ」です。さて・・・僕はこの後何日かたち、この実話のコメントを見させていただきました。コメントには「句点が多すぎ」という最もなコメをもらい、僕も後で読み返してみたところ、本当に読みにくかったです。皆さんどうもすみません；；さて・・・皆さんのコメを読み返したところすばらしいお褒めの言葉があったり(書いてくれた皆様本当に有難うございます！)紙袋の秘密は何かという事が書かれていたりと様々で、僕はこの人形を貰った祖父から聞いてみたところ、驚く真実を語られました。今回は「紙袋」の秘密を語りたいと思います。
この人形は祖父から頂いた物なのですが、実は祖父もまた、違う友人(男性)から貰ったそうなのです。その友人はもう他界しましたが、祖父の友人はすごく雛人形が大好きな人だそうで、特にこの雛人形が一番のお気に入りといつも言っていたそうなんです。あの雛人形は、友人の誕生日に父と母から買ってもらった物で、雛祭りの日は決まって人形と一緒に寝るくらい好きだといっていました。しかしそんな友人はいつも学校ではいじめを受けていたそうです。内容は決まって、男の癖に人形が好きだとか、雛人形から離れない人形オタクとか人形に関わる事でいじめを受けていたそうなんですね。
そんな友人のいじめは月日を経っても止める事はなく、ついには中学生になってもいつものようにいじめの日々・・友人はそんないじめに耐え切れず、ついには自殺をしてしまったそうです。しかし彼は、自殺をする時に、自分の髪を全て切り落とし紙袋の中に入れ、それと一緒にカッターで手首を切り、手首から出た生温い血で紙に彼を馬鹿にした人の名前と、それと大量の血で、「死ね」とまるで怨念を紙にこめるかのように書いたそうです。彼は彼のご両親が寝ている深夜３時に自殺をしました。大量の髪と怨念がこもった紙は雛人形の台の中に入れたそうです。
それから彼をいじめていた３人が全員死んでしまいました。原因は未だに不明だそうです。ただ、彼の怨念が雛人形の中にある紙袋に未だにこもっていることは確かだと僕は思っています。僕は祖父からこの話を聞いたとき、例の雛人形はすぐ処分しました。紙袋はお払いしてもらいました。今は僕も妹もそして両親も何も異変は起きてはいません。ただ時々、あの話を思い出すたびに、夜なかなか眠る事はできません。
ちなみにＧood!さんが質問していただいた、「馬鹿にしたから」という理由ですが、実は僕、妹が人形から離れないとき人形に向って、「人形とか俺にとっては不必要な物だ。」とはっきり言ってしまいました。思い返してみると人の怨念はすごく怖いものです。
この話を最後まで見て頂いた皆さん。本当に有難うございました。僕「S・A」は今後も自分が体験した事を沢山書いていくと思います。最後に何度も言いますが、この話を見てくれた皆さん、コメを書いてくれた皆さん本当に有難うございました。
怖い話投稿：ホラーテラー Ｓ・Ａさん
作者怖話