落ち着いたので投下。
数年前の友やめ。
元友Aはアニメや漫画の表現を現実にやる奴だった。
以下例を幾つか挙げてみる↓
・走る時に「ドビュー!」「ゴオー!」と実際に声に出す。
・走って来て止まる時に「キキーッ!」と言いながら、わざと前につんのめりながら停止。
・食べる時は「モグモグ」「ハムハム」を声に出(ry
・驚いた時は一度力一杯顔をしかめてからクワッと目を見開き「えっええーっ!?」と声(ry
当時Aは既に30代半ばだったのでかなり痛かった。
しかしそれでもまだこの程度で済んでいたので、私も共通のヲタ友達もハイハイバロスでスルーしていた。
だが、そのうちAのオーバーリアクションは常軌を逸するようになってきた。
誰かがボケると「んもー、○○さんってばー!」と言いながら横面に加減一切無しのグーパンチ。
鼻血を出して吹っ飛ぶ○○。
別の友人は歯を折られた。
咎めると「怒られちっち…くちゅんくちゅん」と泣く振りだけで反省は無し。
こうなるとみんなFOとまでは行かないが距離を置き始め、流石にAも反省したのか馬鹿な行動は少なくなってゆき、多少のモニョは残したが再び元の距離に戻った。
が、元に戻って安心したのか、Aはまたおかしな行動を取るようになった。
そんなある日のイベントの時のこと。
交差点で信号待ちをしていたら、Aに突然「ええーい!」と車道に突き飛ばされた。
思いっきりワゴン車と衝突、つーか跳ねられた。
気付いたら病院のICUのベッドの上。
頭蓋骨と鎖骨と肋骨と骨盤と大腿骨と右肘が折れたり割れたり砕けたりだった。
しかもイベントの日から10日過ぎてた。
両親とばっちゃと兄貴と妹が「よかったよかった」と号泣してた。
Aは「つきとばされて車にどっかぁ〜ん☆と吹っ飛んぢゃう(私)チャン☆」
「そして頭から血ダラダラさせながら怒り笑顔で『なにすんのよもー☆ミ』」
を想定していたんだそうで…orz
過失傷害どころじゃない、冊人未遂で塀の中に叩き込んでやった。
A親は謝罪には来たものの
「娘は夢見がちなものですから…」
「今回もちょっとした悪ふざけだったんです…」
「出来れば今後もお友達として仲良くして頂ければ…」
夢見がちの悪ふざけでこちらは氏にかけたんですがね。
当然まるっとお断り。
これをきっかけに他のヲタ友やAと付き合いのあった人達も一斉にAをCOした。
跳ねてしまったワゴン車の運転手さんには、極軽いものとはいえペナルティが課せられてしまったことが本当に申し訳なかった。
ご夫婦でお見舞いに来て下さった時、うちの両親と謝り合戦になったそうだ。
私は幸い後遺症は無かったけど、片方の尻にでっかい×の形の傷が残って今では笑い話にしています。
Aは一昨年に出所した様だが、家族揃って何処かに引っ越したらしくその後は知らない。
知りたくもない。
怖い話投稿:ホラーテラー DDさん
作者怖話