家の中も捜した方がいいと言う天の声が聞こえた………
確かにこのまま出てったらいくら魔王の手下でも勝てそうにないな…
そんな事を考えて何か武器になるものは,と捜していると……
<これをどうぞ>
「んっなんだ? え?何これ?」
たぶん剣の変わりになるものと盾の変わりになるものにという事で
「包丁に……フライパンか………」
<後ろから襲われても大丈夫なように工事用のヘルメットと毒や細菌を防ぐためにマスクと,取り合えずサングラスをどうぞ。>
「まぁ いいや…あっそれと資金が必要だな!」と
母親の部屋に入り財布を手に入れた。
「2万3000円か……。まぁいいや。すまんな母さん。世界を救うためなんだ。」とぼやきながら再び出て行こうとし
「そういえばエンジェル山田はついてくるのか?」
<いえ。私はこの家から出ると消滅してしまうようプログラミングされています。ですがあなたの脳に直接アクセスして会話ならできます。
いわゆるテレパシーというものです。>
「そうか…残念だな。まぁいいや!!ちょっくらと出かけてくるわ!!」
と言い外へ出ていった。
しばらく歩いていると後ろから
「ちょいと そこのお若い人よ…」
びくっとして振り向くとそこにはお婆さんがいた。
((それは恐らく魔王の手下です。気をつけてください。))
OKわかったぜマイブラザーよ!
「道をお聞き…………………」
危なかったぜ。やられるところだった。しかし剣を使うのは悪いと思ったから盾でなぐってやった。
「なんとなく強くなったかな??おっとイケネ」 と言いながらお婆さんから財布を取りお金を手に入れた!!!
喉が渇いたのでコンビニに行くとそこには数人の怖い顔をした人たちが溜まっていた。
((あれはかなり危険な人たちです。目を合わすだけで襲ってくる属性があります。))
「くっ 魔王め卑劣な真似を……………だが仕方がない…」
そして俺はそいつらを必殺フライパンショットで倒した。あまり血を見たくないから剣は使わないことにしよう!!そして賞金を手に入れそれで飲み物を買ったが
「はぁ…心が痛む………くそ魔王の奴絶対ゆるさん!!」と俺の正義の心が怒り狂っていた。
その後もしばらく手下どもを倒しているとあちらこちらでサイレンの音がなっている。
「どうしたのかな?ぶっそうだな…… 」と呟いていると前の方に大勢の人がいて行ってみると,そこには銀行を襲っているらしい強盗の姿があった。
「あれも手下か?強そうだな。」
((いいえ。彼らは見方です。危険なのは銀行員の方々です。あの銀行は魔王が資金を得るために裏でいとをひいている様です。))
「魔王の奴 絶対ゆるさん。」と俺は銀行へ飛び込んだ。
「「「なんだてめぇーは?殺されてーのか?」」」
「いいえ。俺はあなた方と同じく世界を救おうとしている勇者です。あなたの味方です!!」
「「「勇者??よくわからんが仲間になるならいいぜ! とりあえず金を奪えるだけ奪え!!」」」
「わかりました。任せてください!!」
それにしても銀行員は怯えているみたいだ……ふん知るか!魔王の手下なら問答無用だ!
そして金を奪い銀行員を倒した俺たちは車に乗りこんだ。
すると後ろから何十台ものパトカーが追ってきて何か言っている。
くそっ警察官までもが奴の手下に……世界はどこまで狂ってしまったんだ??と思いながら車が発進した。
続くよ!残念ながら後少しで終わるよ!!
怖い話投稿:ホラーテラー ゲインさん
作者怖話