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短編2
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ゲテモノ料理の店

私が中学の時親父に連れられて北新地のゲテモノ食い専門の店に連れて 

行かれ、親父はコオロギの佃煮や芋虫の唐揚げなんかを注文していたん 

ですが(すでに食い気0)隣に座っていた30代ぐらいのおっさん2人 

がその日に馬で勝ったらしくその店の時価って言う「猿の脳みそ」を注 

文しました。

するとしばらくしてカウンターに小さな椅子に拘束された猿が置かれました。

その猿の頭は頭蓋骨が切り取られ所々に血は付いているものの、うすいピンク色の脳が露出していてその猿はわめきもせず、ただ両目を左右に動かしていただけでした。 

 私は怖くなって親父に店出ようと泣きながら言ってたんですが

「ちょっとオモロイから見てよーや」

とおっさん2人が食べるのを見たがっていたので私も渋々座っていた座布団を盾に片目で見てました。

おっさん2人もさすがにビビッタらしく10分ぐらい「お前行けや!」となすり合いをしていました。

結局注文したおっさんが食べる事になりフォークをその猿の脳みそに刺しました。

刺したら絶対暴れだすと思ったのですが刺しても目は左右に動いたままで、なんの変化もなかったので私もちょっと怖くなくなりました。

カラシ醤油に付けて食ったおっさんは

「醤油の味しかせーへん」

と言いながら少しづつ削って食っていました。

しばらくすると猿は左頬が引きつってきて目がスゴイ勢いで動きだし、それが終わるとゆっくり目を閉じて死んで行きました。

 

今でもあの光景はトラウマになってます。 

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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