今から話す事ゎ俺が高校三年の頃ある小さなラーメン屋でバイトしてた時の話しです。
秋くらいだったかなぁ…
いつものように働いていた
ラーメン作ってお客さんに運んで…
その日ゎお客さんが、かなり少なくて暇だった
15時頃になって更にお客さんが減って
今日も終わったなぁ…と思っていたら
誰もいないのに手動ドアが勝手に開いたんだ…手で開けなければ絶対に開かないはずのドアが…
しかも暴風対策で2つドアがあるんだけど…
その2つとも開いた
その瞬間だった…もともと霊感のある俺が異変に気付いた
入り口から入ってすぐのカウンター席に今までいなかったオジサンが座っていた
俺ゎ霊感ゎあるが、そんなはっきり見えたのゎ初めてだった
「いらっしゃいませ」と声をかけたくなるほどリアルだった
40代くらいの小柄で髪ゎ薄く黒のジャケットにジーパン姿で帽子を深くかぶった男性。
俺ゎバイト仲間に「見える?」と聞いた…仲間ゎ「見えない」と言ったが鳥肌、寒気がしていたらしい…働いていた従業員全員違和感を感じていた
俺ゎ思い切ってそのオジサンと話す事にした…霊と話すなんてした事ないし出来るわけないと思ったが、あんなにはっきり見えてるから普通にオーダーを聞くように…
俺「いらっしゃいませ。何か食べたいですか?」
オジサン「自分ゎね、ここのラーメンが大好きなんだょ…でも会社をリストラで辞めさせられて… ただここのラーメンが食べられなくなったのが心残りだょ」
とこっちを向いた…俺ゎ涙が出た…ウチにくる常連サンだ…
俺「確か塩ラーメンですよね」
オジサン「はい。お願いします。」
店長に事の次第を全部話した
店長も違和感を感じていた事もあり信じてくれた。
塩ラーメンを作って持って行き
オジサンの前に置いたオジサンゎニコッと笑い消えて行きました
会社をリストラでクビになり電車に飛び込み自殺したらしい
それ以来その霊ゎ来なくなり店の入り口にゎ盛り塩がしてある
fin
怖い話投稿:ホラーテラー たっくんさん
作者怖話