短編2
  • 表示切替
  • 使い方

夜の海

これは俺の友達二人と俺の三人で海に行った時の話です

あの日俺らは夜ドライブを

していた。ドライブが暇になったので、次どこに行こうかという話になり俺は近くの港には灯台のある高台がありそこからはイカ釣り船の灯りが綺麗で

見晴らしがいいからそこに

行こうと提案すると友達二人も

行くと言ったので行く事した。

港から灯台まで行くには

岩場とテトラポットを渡らないと行けなかった。夜だったので足元が暗くてとても危なかった。

無事灯台がある高台にのぼる事ができた。

高台の少し下にほこらがあった。

高台からの景色はイカ釣り船がたくさんでていて

とても綺麗だった。

いろいろ話したり遊んだりして遅いし帰る事にした

帰り道ほこらの横を通った瞬間、俺はなぜか分からないけど寒気と恐怖感でいっぱいになりながらも

我慢して進んだ

また少し行くといきなり

「うぅ…」とうめき声が聞こえた

友達1人にも聞こえたみたいで怖がりながらも

しぶしぶ進んでテトラポットを渡っている時そのうめき声が聞こえた友達が

テトラポットの隙間から海に落ちてしまった…

友達はテトラポットの隙間の中で、すごいもがいていた

俺が手を貸して無事上がる事が出来た

友達は上がった時真っ青な顔でガクガク震えていた

俺は大丈夫かと聞くと震えた声で何かに足を捕まれたと言っていた

無事車に乗り家に帰って痛がる箇所を見てみると

確かに友達の足首にはうっすらと手で握った跡とひっかき傷みたいな傷が残っていた。

落ちた時にできた傷かも

しれないが、爪で引っ掻いた跡のように見えた。

後日仕事仲間に話してみたら

昨日行った港のテトラポットの

所で釣り人がテトラポットの隙間に落ち、そのまま波にのまれて死んだという事故があったと言っていた。

もうその灯台には二度と行きたくないと思った…

怖い話投稿:ホラーテラー たっ君さん  

Concrete
コメント怖い
00
  • コメント
  • 作者の作品
  • タグ