短編2
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変な金縛り…

この話に怖い落ちなどはありませんが不思議と怖かったので投稿させていただきます。

丁度、去年の今頃の時期に私が実際に体験した話。

彼女の家に泊まりで遊びに行った私は初めて金縛りに会った。

既に寝静まった深夜のこと。

まず「ズッ…ズズッ…」

みたいな音と指に変な感触がある事に気が付いてボーッとしながら、うっすらと目が覚めた。

指に感じた変な感触…

生温かくて、ヌルッとしたような…

例えるなら、誰かが私の指を口の中に入れてる感じ…

初めは意味が判らなくて、彼女のイタズラか?と思いながら意識が鮮明になっていく。

しかし、彼女が一緒に寝て居たのは私から見て左側で変な感触がするのは右腕の人差し指…

それを理解した瞬間。

行きなり体が動かなくなり例の指の感覚がサッと無くなり

「ズズッ…ズズッ…」という何かを引きずる様な音が強くなった気がした。

右側でズズッ…と音がするのを30秒ほど恐怖で固まりながら聞いていた。

声が出ない。

喉がカラカラになっていて出ない。

力を振り絞って隣に居る彼女の名前を呼ぶ。

「ま……き…」

かすれた声にしかならなかった。

でもその瞬間に金縛りが解けて音も無くなっていた。

気がつくと体じゅう汗まみれになりながら目が覚めていた。

いつも通り隣で寝息をたてている彼女…

だけど鮮明に覚えているあの指の感触…

私は恐怖をまだ感じながらも彼女を抱きしめながらまた眠った。

この出来事を彼女に話そうが迷ったが、怖がりな彼女の事を思うと気が引けたのでやめておく事にした。

翌日には妙にリアルな夢を見たんだと自己解決した。

1年たった今も彼女にはまだ話していない。

怖い話投稿:ホラーテラー 蛞蝓さん  

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