短編2
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古い家にて①

ついこの間の話です。

僕の職場は、結構大きい飲食店で、社員の数は少なかったんですが、大学生のアルバイトを多く使ってたんです。

ある、理由で僕は離職することになったのですが、その時に働いていたアルバイトが丁度夏休みに入ったこともあり、軽い旅行に行くことになりました。

場所は、自分の職場から少し離れた他県だったのですが、以前の職場は休みが不定期な上に連休などとれたことがなかったので、結構楽しみにしてました。

目的地は、アルバイトのA君の里でした。昨年、おばあちゃんが亡くなり、親御さんは別の場所に住んでおり、お盆と正月以外は使わないようになり、その時期以外は、無人になっているとのことでした。ただ、古い家柄なので、留守中は定期的に近所の分家の方が手入れされてるとのことでした。

僕を合わせて、男3人女の子2人での旅でした。

2つ隣の県だったので、高速を利用したら思ったよりも早く着いたなーと思っていたのですが、そこからが長かったんです。山陰地方の山道って凄いんですよ。結局、高速下りて、3時間程かかりました。

近くに、コンビニなどないだろうと思い、高速を下りてすぐ、夜の宴会の為のお酒やつまみなど購入していてホントに良かったと思いました。田舎の名家だけあって大きな家でした。古い家でしたが、ちゃんと手入れがされており、いいとこに来れたなとみな喜んでました。

長時間のドライブに疲れていたこともあり、初日は明日以降の予定を皆で立て、眠りました。旅は、2泊3日の予定です。僕の実家も、かなりの田舎で家の造りも似ており、自分の実家より全然立派だったんですが。非常に懐かしい気分で眠りにつきました。南側に縁側があって、襖があり、自然と月明かりが入ってくるんです。昔は、その廊下の先のトイレに怖くて行けなくておねしょしていたなーとか考えながら眠りにつきました。

怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん  

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