短編1
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余らない

読売新聞、気流欄掲載済み作品。

ワタシは、そこそこの怪談テラー。

ふたりの子の肝試しイベントの前座、怪談語りとして、よく、オファーされていた。

お化けチームをふたつに分け、最初のチームが、戻ってくると、「お疲れ様」と、麦茶をふるまう。

実は、打ち合わせ済みで、お母さんたちも、仕込みで、ひとつ、多く麦茶が、供される。

不気味にひとつ残った麦茶。笑いをこらえながら、「人数を数えて出したのに・・・」

「私も確認した」と、合わせる仕込みのお母さん。

種明かしして、笑いで、終わるはずのところ、「来年も使わせて」というあるお母さんの申し入れにトリックを明かさずそのまま、終了。

次の年、ひとつ多く用意した飲み物が、なぜか、すっきり、ハケました。

なぜですかね。

怖い話投稿:ホラーテラー 山江まろんさん  

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