爺様は昔、小学校の先生をやっててある時夜に宴会があったそうだ。
その時同僚の一人が便所に行くと尻からサナダムシが出てきたそうだ。
当時は衛生状態も余りよくないので普通にサナダムシを取ってくれるように頼んできたそうだ。
サナダムシの取りかたと言うのは…まずぬるま湯をはった洗面器を用意。
尻の穴から出てきたサナダムシの先をぬるま湯につけながら箸のような細長いものに巻き取っていくと言うもの。
そこで爺様がゆっくりとサナダムシを巻き取っていたのだが。
そのサナダムシが巻き取られているのに気づいたらしく上の方に向かって移動し始めたらしい。
しかし、慌てて巻き取って途中で切れてしまうと…
サナダムシは再生能力があるので再び体内で成長するので切らないように巻き取り続けてていたそうだ。
30分ほどすると同僚は大量のゲロとともにサナダムシの頭を口から吐き出したそうだ。
上へ上へと移動したサナダムシはとうとう口から頭を出したのだが…
尻の穴からはまだサナダムシの尻尾が出たままで巻き取ることも押し込むこともできなくなっていた。
慌てて医者を呼んだらしいが、結局その同僚はサナダムシが喉を塞いだままだったので窒息死したそうだ。
サナダムシは成長すると3mを超えるものもいるらしいし、腸壁を食い破ることもあるらしい
怖い話投稿:ホラーテラー 馬鹿さん
作者怖話