「私見えちゃうタイプなんだぁ、こないだもさぁ〜…」
もうあんたの見えちゃう自慢は聞きあきたわよ。
何よそのどや顔(笑)
「今はね、腕が千切れた男の子がね『腕…僕の腕…』って言いながら部屋を歩き回るのよ〜!憑いてきちゃったのね…やんなっちゃう!」
「へぇ…怖いねぇ」
適当に相づちうっとこう。
「ほら!こういう話すると寄ってくる!あそこ!下半身が無い男の人…見える?あぁこっち見てる…」
「…ウソ〜こわぁい」
(居ないって…それよりさあんたの首に今にも噛みつきそうなその髪の長〜い女の人をなんとかしなよ…あんた見えるタイプなんでしょ?)
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話