短編2
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下駄

私の家は団地なんですが

最近夜中になると

家の前の廊下を

誰かが通るんです。

「カラン・・コロン・・」

「カラン・・コロン・・」と。

そう

そいつは下駄を

履いているんです。

しかも結構遅く歩くんです。

あんまり気には

ならなかったんです。

なぜなら

一番端の部屋に

下駄を履いた

認知症のおじさんが

住んでいたから。

私は多分その人だろうと

思ってました。

だけど

日に日に

うるさくなり通る回数が

多くなりました。

「カラン!コロン!」

「カラン!コロン!」

またしばらくすれば

「カラン!」「コロン!」

「カラン!」「コロン!」

ここまでなってしまっては

夜中ですし

近所迷惑です。

同じ団地の人に

話してみたんです。

そしたら

「下駄?聞こえないですよ」

と・・・。

ってゆうことは・・・

イタズラ!?

ってなったんです。

そして

夜中、また

下駄を履いた人が

通るのを待ったんです。

そしたら

また

「カラン!」「コロン!」

「カラン!」「コロン!」

って聞こえたんで

私は躊躇なく飛び出したんです。

「真夜中なんですから

静かにしてく…!!!!」

いいかけたときに

私は鳥肌が立ちました。

ドアを開けた時は

人はいませんでした。

下には肩幅程開いた

下駄が私の方を向いていました。

そしたら

その下駄が私の方に

歩いてきたんです。

私は咄嗟に

ドアを閉め鍵を掛けました。

そしたら

「ガンガンガンガン!!」

ドアを蹴る音が。

怖くなって

しゃがんで耳をふさいで

消えろ

消えろ

消えろ

消えろ

と唱えてました。

そしたら

音は消えて

その日以来

音は無くなりました。

そのあと知ったんですが

知らない間に

そのおじさん

亡くなってたらしいです。

駄文、長文

お付き合いいただき

ありがとうございました。

怖い話投稿:ホラーテラー 脛毛が怖くて抜けないさん  

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