彼女は、ストーカーのような男に追い回される夢を見ました。
走って叫んで、助けを求めようとしましたが、間もなく捕まってメッタ刺しに!
自分のモノスゴイ悲鳴で目が醒めました。
ある日彼女は、近所の公園の側を歩いていました。
すると、なんと夢で見た男にソックリな男が向こうからやって来るでは ありませんか!
恐怖のあまり彼女は電話ボックスに駆け込み、友人に電話をかけました。
男は通り過ぎました。
安堵の胸を撫で下ろし、再び歩き始めた彼女。
するとまた向こうからあの男がやって来たのです!
心臓は割れ鐘のように乱れ打ち、腋も手の平も冷や汗でじっとり濡れています。
しかし今度は逃げ込む場所がありません。
彼女は来た道を引き返して、走り出しました。
すると、男も走って追ってくるではありませんか!
次の瞬間・・・・・・
女性は車に轢かれて死んでしまいました。
そして、追いかけてきた男はこう呟いたのです。
「くそっ。夢と、同じになっちまったじゃねぇか」
怖い話投稿:ホラーテラー 匿名さん
作者怖話