すごく有名な話です。
知ってたらごめんなさい。
ある女の子がいた。
その子はいつもマフラーをしている。
水泳をやってるときも、授業を受けているときも、いつでもマフラーをしていた。
その子のことがすきな男の子がいた。
ある日、彼は彼女に、「なぜいつも、マフラーをしているの?」
と聞いた。
彼女は「中学になったら教えるね」
そう言った。
中学にあがった彼は、また同じ質問をした。
返ってきた答えは「高校になったら教えるね」
こういうやりとりが何年も続き、彼らは結婚することになった。
そして彼らが年老いたとき、彼はまた同じ質問をした。
「なぜいつも、マフラーをしているの?」
彼女はマフラーをとった。
コロコロ・・。
足下に彼女の生首が転がってきた。
そう、
彼女は首を固定するために、マフラーをしていたのだった。
終わり
怖い話投稿:ホラーテラー 紅葉柄さん
作者怖話